人生は「 認識 」から動き始める

私は長い間、心や人間関係について研究してきました。

  • ワープ脳
  • 文脈脳
  • 安心リワード
  • 見捨てられ不安
  • 人間関係の力学

一見すると、それぞれ別のテーマに見えます。

でも最近、それらを貫く一本の流れが見えてきました。

それは、

認識 → 視野 → 安心 → 許可 → 人生への参加率

という流れです。

もしかすると私はずっと、この流れを研究していたのかもしれません。

もくじ

認識からすべてが始まる

人は認識した世界を生きています。

  • 相手の優しさ
  • 自分の努力
  • 心の疲れ
  • 未来の可能性

実際にはそこにあっても、見えていなければ存在しないのと同じになってしまいます。

認識が変わると視野が変わる

何かを認識すると、見える景色が変わります。

「疲れていたかもしれない 」

そう認識した瞬間、今まで見えていなかった疲労が見えてきます。

「 ずいぶんがんばっていたんだな 」

そう認識した瞬間、不足ではなく 積み上げ が見えてきます。

認識とは、視野を広げる行為でもあります

逆に認識できないものは、視野の外に置かれ続けます。

視野が広がると安心が生まれる

人は、わからないもの に不安を感じます。

だから不安なときほど、

  • 答えを探す
  • 考え続ける
  • 何とかしようとする

でも実際には、

問題が解決したから安心するのではなく、

仕組みが見えたから安心する ことがあります。

「 ああ、こういう流れだったのか 」

そう理解できた瞬間、

神経は少し落ち着きます。

安心とは、

何も問題がない状態ではなく、

流れの詳細が見えている状態 なのかもしれません。

安心すると許可が出せる

安心が少ないとき、人は防衛を優先します

  • 失敗しないように
  • 嫌われないように
  • 間違えないように
  • 期待に応えられるように

そうしているうちに、

自分の感覚よりも、

周囲の期待や役割が基準 になっていきます。

ここで影響してくるのが「許可」です。

私はこれまで多くの人を観察してきましたが、

人生への参加率が低くなっている人ほど、

選べないのではなく、

選ぶ許可が出せなくなっている ように感じます。

ここで言う許可とは、

わがままになることではありません。

自分の感覚や気持ちを、存在していいものとして扱うこと です。

疲れているなら疲れている。

違和感があるなら違和感がある。

やりたいことがあるなら、そう思っている。

それを 否定せずに認識すること です。

許可が出せないと、

自分の文脈よりも、

「こうするべき」

「こう思われたい」

が優先されやすくなります。

すると人生に参加しているようで、

実は自分だけが置き去りになってしまう ことがあります。

反対に許可が増えると、

人生の主導権 が少しずつ戻ってきます。

どうするべきかではなく、

どうしたいのか。

そこに意識を向けられるようになるのです。

人生への参加率とは何だろう

私は最近、

人生への参加率

という言葉をよく使うようになりました。

人生への参加率とは、

自分の感覚や意思を持ちながら人生に関わっている感覚 のことです。

  • 働いている
  • 家事をしている
  • 人と関わっている

そういうこととは少し違います。

例えば、

家族と同じ空間にいても、

自分の感覚を置き去りにして役割だけを果たしている ことがあります。

反対に、

一人で海を眺めているだけなのに、

自分の気持ちや感覚を、はっきりと認識しながらそこにいる こともあります。

人生への参加率は、

行動量ではなく、

主体性 に近いものなのだと思います。

ワープとは

ワープ脳とは、

結果を急ぐことで、

自分を無視してしまう心の動きのことです。

  • 期待に応える
  • 役割を果たす
  • 正解を探す

その途中で、

自分の 感情感覚 希望 を飛ばしてしまう。

すると、

参加しているようで参加していない状態 が生まれます。

これが 人生への参加率を下げる大きな要因のひとつ なのではないか。

そんなふうに感じています。

心の仕組み研究所が目指していること

私はずっと心の研究をしてきましたが、

「 心を整える方法 」を探していたのではありませんでした。

興味があったのは、もっと根本的な部分です。

  • 感覚を認識することはなぜ大切なのか
  • なぜ安心すると動けるようになるのか
  • なぜ許可が出せるようになると人生が変わるのか

そういうことを研究してきました。

心の仕組み研究所は、心を直すことを目的としていません。

感覚を取り戻し、人生への参加率を上げるための方法を研究している場所です。

ただ目的を達成することに意識を持っていかれるのではなく、感覚ごと味わいながら生きることの大切さを伝えたいと思っています。

研究のまとめ

最近見えてきたことがあります。

人生は、認識から動き始めるのかもしれません

認識する

視野が広がる

安心する

感覚を優先する許可が出る

人生に参加する

この流れです。

もし今、

苦しさの中にいるとしても、

無理して今すぐに変わろうとしなくて大丈夫です。

まずは、

今まで見えていなかったものをひとつ認識してみる。

そこから少しずつ景色は変わり始めます。

人生への参加率は、

大きな決断ではなく、

小さな認識 から変わっていくのかもしれません。

もくじ