海が見たくなった日の研究ノート

今日は銚子の犬吠埼へ。

本当は森の方へ行くつもりでした。

でも朝から空があまりにも気持ちよくて、どうしても海が見たくなって、

予定を変えて海へ。

私はこうやって、気分で予定を変更するのがとっても好きです。


海を一望できるテラス席。

静かで、風が気持ちいい。

ジンジャーエールとレモネードを飲みながら仕事をしました。

店内はエアコンが少し寒かったけれど、ショウガの刺激が体をじんわり温めてくれました。

集中したり、ときどき海の近まで行って気分転換。

仕事と遊びのバランスが良い、余裕のある時間でした。


犬吠埼へ向かう車の中で、翠楽と仕事の話をしていました。

最近の活動のこと。

新しく見えてきた構造のこと。

これから作っていきたいもののこと。

話している途中で、ふと翠楽の雰囲気が変わったのに気づきました。

少し硬くなった?


しばらくしてから、翠楽がゆっくり話し始めました。

実は最近、起業に対してかなり自信がついてきたそうです。

以前よりも、自分たちがやろうとしていることに手応えを感じられるようになった。

でも、私が新しい研究の話を楽しそうにしているのを聞いているうちに、

「全部理解しなきゃ」

「ちゃんとわかるようにならなきゃ」

という焦りが急に押し寄せてきたそうです。


そしてその瞬間、

そんなふうに固まってしまう自分を見て、

「まただ」

「ダメだな」

と責める気持ちも出てきたと言っていました。


でも車は走り続けます。

窓の外の景色も少しずつ変わっていきます。

話しながら。

景色を見ながら。

海へ向かいながら。

少しずつ力が抜けていったそうです。


落ち着いて振り返ると、

自信がついたからこそ、不安も一緒に出てきたのかもしれない。

そう感じたと言っていました。


その話を聞きながら、

私はこういう揺れのリアリティがとても好きだなと思いました。

理論だけでは見えない部分。

実際に心が揺れるからこそ見えること。

それが研究を深めてくれます。


最近の翠楽は、自分の心のバランスを整える作法がかなり体に馴染んできたように見えます。

揺れないわけではありません。

固まらないわけでもありません。

でも戻ってくるのが早い。

その変化を感じます。


落ち着いて余裕を取り戻した翠楽が、笑いながら言いました。

「急に来るから、あれってこわ~」

本当にそうなんです。


もくじ

研究メモ

自信が育つと、

不安がなくなるわけではないのかもしれません。

むしろ、

新しい景色が見えるようになることで、

今まで見えなかった不安や焦りが見えてくることがあります。

大切なのは、

揺れないことではなく、

揺れたことに気づいて戻ってこられることなのかもしれません。

海へ向かう車の中で、

そんなことを研究した一日でした。

もくじ