気軽に行ける景色の壮大さが、旅先の日常を広げてくれる

前日の夜は、ワールドカップのサッカー観戦で夜更かしをしました。

そのため、翌日は朝寝坊。

旅先にいると、つい「 どこかへ行かなきゃ 」と思いがちですが、今回はそうではありませんでした。

夜更かしをしたら、朝はゆっくり起きる。

そんな 日常の延長 のような過ごし方ができることも、旅先に安心が育っている証拠なのだと思います。

夕方から、ふと思いついて大観峰へ

夕方になって、ふと「 阿蘇のほうにある大観峰までドライブしよう 」という話になりました。

急遽決まったお出かけです。

でも、そんな壮大な景色が見られる場所へ、夕方から気軽に行こうと思えること自体が、なんだかとても特別な体験のように感じました。

思いついたときに行ける

それだけで、旅の自由度がぐっと広がります。

夕方5時半でも、まだ明るい九州

大観峰に到着したのは、夕方5時半ごろでした。

千葉よりも九州のほうが日没時間が遅いため、まだ充分に明るさが残っていました。

夕方から出かけても、景色をちゃんと味わえる。

この 時間の感覚の違い も、土地ごとの面白さのひとつだと思いました。

冬の茶色から、6月の鮮やかな緑へ

以前九州に来たときは、山がまだ冬の装いで、茶色っぽい景色でした。

それも阿蘇らしくて美しかったのですが、今回は6月の終わり。

山肌は鮮やかな緑に包まれていました。

同じ場所でも、季節が変わると景色の表情がまったく変わります

冬の静かな山。

初夏の緑に満ちた山。

どちらも違う魅力があり、同じ土地を何度も訪れる楽しさを感じました

雨雲と霧雨がつくる、幻想的な景色

この日は、雨雲が少しずつ濃くなっていきました。

遠くのほうから霧雨が降ってきて、景色の奥が少しずつ白くなっていきます。

普通なら「天気が悪い」と思う場面かもしれません。

でも、九州の山は、こういう 天候不良の状態のほうが、むしろ魅力的に見える ことがあります。

大観峰から広がる景色の中で、奥のほうから霧雨が近づき、だんだん白いカーテンがかかるように山が包まれていく。

その変化がとても幻想的でした。

晴れた日の絶景とは違う、雨の気配を含んだ美しさ がありました。

1時間半で、壮大な景色に出会える嬉しさ

滞在している場所から、車で1時間半ほど。

それだけで、こんなにも壮大な景色の場所に来られることが、とても嬉しく感じました。

特別な計画を立てて、遠くまでがんばって行くというより、ふと思いついて車を走らせた先に、大きな自然がある。

その距離感が、とても贅沢でした。

次はもっとゆっくり、温泉巡りもしたい

今回は夕方からの短いドライブでしたが、次に来るときは、もっとゆっくり滞在したいと思いました。

阿蘇の景色を味わいながら、温泉巡りもしてみたい。

その土地の景色だけではなく、体でゆるむ時間も一緒に味わえたら、さらに深い旅になりそうです。

今回の大観峰ドライブは、急に決まった小さなお出かけでした。

でも、そこには、旅先で自由に動ける楽しさと、自然の表情をそのまま受け取る豊かさがありました。

夜更かしして朝寝坊した日でも、夕方からこんな景色に出会える。

九州の旅は、予定通りに詰め込まなくても、ふとした流れの中に十分すぎるほどの美しさがあるのだと感じました。

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