九州に到着した翌日、以前からずっと気になっていた、滞在している宿舎の近所にあるカフェレストランでランチをしました。
お店に入ると、昭和レトロで、どこか懐かしい雰囲気がありました。
こじんまりとしていながら清潔感があり、空間づくりもとても素敵でした。
お値段はお手頃で、味もとてもおいしかったです。
「また来たい」と思える安心感
印象に残ったのは、食事のおいしさだけではありません。
「 ずっとそこにいたい 」と思うくらい、落ち着きのある場所だったことが嬉しかったです。
旅先で、ただ観光地を巡るだけではなく、「 ここで普通に暮らせそう 」と感じられる場所に出会う。
それは、その土地が少し自分に近づいてくるような感覚でした。
日替わりのランチメニューもいろいろ試してみたくなり、また来たいなと思いました。
夜中のワールドカップ観戦
その日の夜中は、ワールドカップのブラジル対日本戦がありました。
どうしても試合を観たくて、少し夜更かしをしました。
結果は負けてしまいましたが、とても良い試合でした。
ブラジルを相手にここまで接戦を繰り広げ、ハラハラドキドキしながら観戦できること自体が、本当にすごいことだと感じました。
日本人選手たちのレベルアップには、心から尊敬します。
でも、昔の選手たちにも、あの時代ならではの格好よさがありました。
ワールドカップの本選に出場することすら、ぎりぎりだった時代。
その中で、熱い思いを持って、力いっぱい世界に挑んでいた姿は、今思い出してもとても美しかったです。
今の選手たちの格好よさ。
昔の選手たちの格好よさ。
どちらかが上ということではなく、それぞれに違う魅力があります。
サッカーも、ひとつの結果だけで見るより、そこまで積み重なってきた文脈ごと見ると、感じ方が深くなるのだと思いました。
旅先なのに、日常がある
そして、この日いちばん面白かったのは、九州にいるにもかかわらず、いつものように日常を楽しめていることでした。
昼には近所のお店でランチをして、夜中にはサッカーを観る。
特別な観光だけではなく、その土地で普通に過ごす時間がある。
どこにいても生活はできる。
それがなんだかとても嬉しくて、楽しくて、安心しました。
場所への安心感が育つ
場所に対する安心感は、とても大きいものだと思います。
知らない場所でも、おいしいお店を見つけたり、落ち着ける空間に出会ったり、いつもの楽しみを持ち込めたりする。
そうすると、その土地は「 ただ訪れた場所 」から、「 少し暮らせる場所 」に変わっていきます。
旅は、遠くへ行くことだけではありません。
その場所で、自分の生活が少しずつなじんでいくことも、旅の大切な楽しさです。
今回の九州旅では、近所のお店でのランチと、夜中のサッカー観戦を通して、旅先に日常ができていく安心感を味わうことができました。
